2月4日(日)。
東京へ行き、大和古流の「立春釜」へお茶を頂きに伺った。
お茶の作法など全くわからないが、見よう見まねで頂いた。
お茶の心は「おもてなし」というが、「おもてなし」というのは、
何なのだろうと思う。
茶室に入ると「掛け軸」と「生け花」があり、「お香」が炊いてある。
このひとつひとつに訪問する方を迎え入れる想いを表していると
いう話を聞いて、空間から準備することが大切なんだということに
気づいた。
そう考えると、彼女を初めて自分の部屋に呼ぶときの感覚に
非常に似ている気がした。
掃除をしっかりして、賢そうな本を本棚の手前に置き、消臭剤で
嫌なにおいをとり、彼女の好きそうなCDを準備し、好きなドリンクと
お菓子を用意して、迎え入れる。
こんな気持ちで訪問してくれる方を迎え入れることができたら、
感動してくれるだろうと思った。
こんな心づかいが「おもてなし」の心なんだと自分は理解した。
そして、この「立春」は、新たな一年の始まりを意味している。
今年1年新たに出会う人、以前から親しくさせていただいている
方にも、昨年以上に「おもてなし」の心で、謙虚に接して、新しい
風を吹かせていきたいと思う。
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